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今年のウィンブルドンで姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)を下して優勝を遂げた世界2位のS・ウィリアムズ(アメリカ)。これでセリーナは最近の四大大会のうち3大会で優勝したことになったが、世界1位は依然としてD・サフィーナ(ロシア)のままとなることが判明している。
セリーナは昨年9月の全米、今年1月の全豪で優勝しての今回のウィンブルドンでの優勝だった。セリーナはこれで四大大会での優勝数を11に伸ばした。
セリーナは「私のモチベーションはまた別のグランドスラム大会で優勝し、2位にとどまり続けることね。グランドスラムで3勝して世界2位の方が、グランドスラムで優勝がないまま世界1位よりもいいわ。」と世界1位のサフィーナをけん制している。
サフィーナは4月に世界1位となった。今年の全豪では決勝に進んだもののセリーナに敗れて準優勝。その後はローマとマドリードの大会で優勝したが、決勝まで進んだ全仏ではS・クズネツォワ(ロシア)にストレートで敗れてまたしても準優勝だった。このウィンブルドンでも準決勝まで進んだが、世界3位のヴィーナスに1-6, 0-6のスコアで惨敗を喫していた。
セリーナは「彼女(サフィーナ)は1位になるためによくやったと思うわ。ローマでもマドリードでも優勝したしね。」と大きく笑いながら話している。
セリーナは全仏でベスト8まで進出したが、優勝したクズネツォワに足元をすくわれていた。
現行のランキング制度では優勝数、また参加トーナメント数が多い方がランキングに有利に反映される仕組みになっている。ウィリアムズ姉妹はともに世界1位を経験しているが、現在は出場大会数を減らしているためランキングは以前よりは落ちてしまっている。セリーナは昨年、そして今年、一時的に1位の座に返り咲いていた。
セリーナは「ここ何年か、少なくとも過去3~4年はテニスだけに集中したかったし、そうしてきた。現状には満足している。とても楽しんでいるわ。ダブルスの出場数も増やしている。テニスが本当に楽しいの。うまくいっていると思う。」と話している。
木曜日にヴィーナスに敗れたサフィーナは、ランキング制度の擁護派だ。「最近のグランドスラム4大会で私は少なくとも準決勝に進出している。ウィリアムズ姉妹は全仏で準決勝まで進めなかった。これがランキングに反映されていると思う。ランキングは1大会のことだけではないの。各大会、各試合をどうプレーしたのかが反映されるの。」と反論している。
ヴィーナスは準決勝後、ランキング制度について聞かれて次のように答えている。「私はサフィーナを非常に尊敬している。みんなそうするべきよ。」
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