テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク113位の
ダニエル太郎はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同173位のT・スクールケイト(オーストラリア)に7-6 (8-6), 6-7 (4-7), 1-6, 4-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>錦織 圭 2回戦 1ポイント速報<<>>錦織 圭、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら 全豪OP組合せ<<31歳のダニエルは同大会の本戦に過去7度出場しており、2022年には予選3試合を勝ち抜いて本戦入りすると、3回戦進出を果たした。この時は3回戦で当時世界ランク10位の
J・シナー(イタリア)に敗れている。
昨年は1回戦で当時世界ランク35位の
C・ユーバンクス(アメリカ)にストレート負けを喫し、初戦敗退となった。
一方、23歳のスクールケイトが同大会の本戦に出場するのは今回が初めて。昨年は予選1回戦で
島袋将に勝利したが、予選2回戦で
望月慎太郎に敗れている。
両者は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の1回戦で対戦しており、この時はスクールケイトが2セットダウンからの逆転でダニエルを下した。
2度目の顔合わせとなったこの試合の第1セット、両者2度ずつブレークに成功しタイブレークに突入。ダニエルはリードを許し3-6となったが、そこから5ポイント連取してこのセットをもぎ取った。
続く第2セットでは両者キープを重ね、再びタイブレークへ。これを落としたダニエルは1セットオールに追いつかれる。
第3セット、勢いに乗ったスクールケイトに2度のブレークを許したダニエルはこのセットも落とし後がなくなる。
第4セットでは両者キープを続けるも、第9ゲームでラブゲームでブレークを許したダニエルは3時間14分で力尽きた。
勝利したスクールケイトは2回戦で第1シードのシナーと対戦する。大会連覇を狙っているシナーは1回戦で世界ランク36位の
N・ジャリー(チリ)を下しての勝ち上がり。
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