男子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)は11日、シングルス決勝が行われ、世界ランク52位の
G・モンフィス(フランス)が予選勝者で同66位の
Z・ベルグス(ベルギー)を6-3, 6-4のストレートで下し、1年3ヵ月ぶり13度目のツアー優勝を飾った。また、38歳4ヵ月でのツアー制覇は、1990年にATPツアーが創設されて以降、史上最年長記録となった。
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P・マルティネス(スペイン)、2回戦で同42位の
J・シュトルフ(ドイツ)、準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした同78位の
F・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)、準決勝で予選勝者で同133位の
N・バサバレディ(アメリカ)を下し決勝に駒を進めた。
25歳のベルグスとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、モンフィスは第2ゲームでブレークを奪うと、サービスゲームではファーストサービス時に93パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず先行する。
続く第2セット、モンフィスは第3ゲームでブレークポイントを握ると、最後はベルグスのミスを誘い先にブレークに成功。このリードを最後まで守り切ったモンフィスが、ツアー大会で13度目の優勝を決めた。
モンフィスは38歳4ヵ月でのツアー制覇を達成し、1990年にATPツアーが創設されて以降、元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が持っていた38歳2ヵ月の記録を抜き、史上最年長のツアー優勝者となった。
一方、準優勝となったベルグスはツアー大会初優勝とはならなかった。
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