テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、男子シングルス1回戦が行われ、第17シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク61位の
A・リンデルクネシュ(フランス)を7-6 (7-2), 6-3, 4-6, 6-7 (4-7), 6-3の4時間8分に及ぶフルセットの死闘の末に下し、5年連続7度目の初戦突破を果たした。この試合の第4セットでティアフォーは嘔吐したが、勝利を収めている。
>>錦織 圭 2回戦 1ポイント速報<<>>錦織 圭、ジョコビッチ、シナーら 全豪OP組合せ<<26歳で世界ランク16位のティアフォーが同大会に出場するのは9年連続9度目。最高成績は2019年のベスト8となってる。
29歳のリンデルクネシュとの顔合わせとなった1回戦、ティアフォーは第1セットと第2セットで相手にブレークポイントを1度も与えないプレーで2セットアップとし、勝利に王手をかける。
しかし第3セット、ティアフォーは終盤の第9ゲームでこの試合初のブレークを許し1セットを返される。
続く第4セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第12ゲームの1ポイント目で、ティアフォーが体調を崩し嘔吐。試合は一時中断されたが、応急処置が行われ試合は再開した。しかし、ティアフォーはこのセットをタイブレークの末に落とし勝負はファイナルセットに突入した。
ファイナルセット、体調が心配されたティアフォーだったが、13本のウィナーを決めながらアンフォーストエラーを4本に抑える安定したプレーを披露。リンデルクネシュから2度のブレークを果たし、4時間8分で2回戦進出を果たした。
試合後の会見でティアフォーは体調不良の原因を明かした。
「暑さのせいじゃない。多分水分を摂りすぎたんだ。電解質をたくさん混ぜていた。11時だったし、きつい時間だよ。4時間もプレーしたんだ。昼休みもずっとプレーしてた。10時に食事をとって11時にプレーしたことは、正直言ってあまりいいことではなかった。準備するのは本当に大変だと思う」
「でも、それが現実だ。乗り越えられて嬉しいし、みんなが来て、普通よりずっと長い4時間のテニスを楽しめたことを嬉しく思う」
勝利したティアフォーは2回戦で世界ランク59位の
F・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。マロジャンは1回戦で同79位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
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