男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)に出場する世界ランク76位の錦織圭が11日、男子プロテニス協会のATPの公式インタビューに応え、自身がトーナメント表(ドロー)を確認しない理由を明かした。
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35歳で元世界ランク4位の錦織は、現在行われているBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場し、1回戦で世界ランク58位のJ・ムナル(スペイン)を下して公式戦で約1ヵ月ぶりの白星を飾った。しかし2回戦では第18シードのU・アンベール(フランス)に屈し、3回戦進出とはならなかった。
その錦織は現地11日に開幕するアリゾナ・テニス・クラシックに出場する。同大会はチャレンジャー大会ながら、優勝すると175ポイントを獲得できるハイグレードのツアー下部大会となっており、BNPパリバ・オープンで早期敗退した上位選手たちの出場の場となっているため多くのトップ選手がエントリーしている。
錦織はすでに会場入り。1回戦では世界ランク67位で第6シードのL・ナルディ(イタリア)と対戦することが決まっている。両者はツアーレベルでの対戦はないが、昨年11月に行われたHPPオープン(フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー)の決勝で1度対戦しており、このときは錦織が3-6, 6-4, 6-1の逆転で勝利し優勝した。11日にはATPのインタビューが掲載され、錦織はそのなかで試合の組み合わせを確認せずに大会に臨む理由を明かしている。
「寝る前にあまり考えたくないんです。その方が健康的だから。いつもはコーチが試合の前日か当日の朝に教えてくれます。それか、ニュースとか(大会の)インタビューとかで、そのこと(対戦相手)を知ります」
錦織は今季初戦の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)で準優勝を飾り、幸先の良いスタートを切ったが、2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)とデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)ではいずれも初戦敗退していた。
「昨年末から、僕自身いいプレーができていると思います。チャレンジャーで優勝して、自信を持てるようになったし、より堅実なプレーができるようになりました。今年はいいスタートが切れたと思っていましたが、ダラスとデルレイではいいプレーができませんでした。でも、この2週間はいい練習ができたし、インディアンウェルズではまたいいプレーができたと思います。今の自分のレベルには満足しているし、同時に、ツアーに出るためには健康で、いい感覚でいなければならないとも思っています」
錦織とナルディのアリゾナ・テニス・クラシック1回戦は現地11日(日本時間12日)には組まれなかったため、現地12日(日本時間13日)に行われる見込み。
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