23歳が快勝 2年ぶり16強

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16強入りを果たしたドレイパー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間11日(現地10日)、シングルス3回戦が行われ、第13シードのJ・ドレイパー(イギリス)がプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用して出場した世界ランク937位のJ・ブルックスビー(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで破り、2023年以来2年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。

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23歳で世界ランク14位のドレイパーは3年連続3度目のBNPパリバ・オープン出場。昨年は1回戦で敗れているが、一昨年はD・エヴァンス(イギリス)A・マレー(イギリス)を下し16強入りしていた。

今大会は初戦の2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク80位のJ・フォンセカ(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。

3回戦、ドレイパーは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったとき90パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブルックスビーのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは5度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度ブレーク。1時間41分で快勝となった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはドレイパーのコメントが掲載されている。

「彼(ブルックスビー)はリズムを簡単に作らせないんだ。序盤に何度かチャンスを逃してしまった。でも、自分の戦い方には満足しているよ。今日はベストのテニスではなかったけれど、冷静にベストを尽くせたことにとても満足している」

BNPパリバ・オープン初のベスト8入りがかかる4回戦では第3シードのT・フリッツ(アメリカ)と第30シードのA・タビロ(チリ)のどちらかと対戦する。

同日には第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第25シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)らが16強へと駒を進めている。


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