男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間11日(現地10日)、シングルス3回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク85位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)は第25シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)に3-6, 4-6のストレートで敗れ3回戦敗退となった。
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29歳のファン・デ・ザンスフルプは今大会に予選から出場するも予選決勝で敗退。しかし、本戦に欠場者が出たことでラッキールーザーとして5年連続5度目の本戦出場を果たすと、1回戦ではプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用して出場した世界ランク1099位のN・キリオス(オーストラリア)の途中棄権により、2回戦に駒を進めた。
そして2回戦では同大会で過去3連覇を含む5度の優勝を経験している第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を撃破し3回戦進出を果たした。
世界ランク26位のセルンドロとの顔合わせとなった3回戦、ファン・デ・ザンスフルプはアンフォーストエラーを29本犯すなど精彩を欠き相手に3度のブレークを許すと、リターンゲームでは1度しかブレークを果たせず、1時間41分で力尽き16強入りとはならなかった。
一方、勝利したセルンドロは4回戦で第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは3回戦で第21シードのH・フルカチュ(ポーランド)を下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのC・アルカラス(スペイン)、第3シードのT・フリッツ(アメリカ)、第11シードのB・シェルトン(アメリカ)、第13シードのJ・ドレイパー(イギリス)、第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)らがベスト16に進出している。
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