女子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）は日本時間１０日（現地９日）、シングルス３回戦が行われ、第８シードのジェン・チンウェン（中国）が世界ランク４９位のＬ・サン（ニュージーランド）を6-4, 7-5のストレートで下し、初のベスト１６進出を果たした。
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２２歳で世界ランク９位のジェンが同大会に出場するのは２年連続３度目。過去２度の出場はいずれも２回戦で敗れている。
ジェンは今季、マッチ１勝３敗と苦戦を強いられていた中で今大会を迎えたが、初戦の２回戦では世界ランク３５位のＶ・アザレンカを下し今季２勝目を挙げ３回戦に駒を進めた。
迎えた３回戦、ジェンは５本のダブルフォルトを犯すなどサービスキープに苦戦し４度のブレークを許したが、リターンゲームではストローク力でサンに勝り６度のブレークに成功。１時間４５分で１６強入りを決めるとともに、今季初となる連勝を記録した。
復調の兆しを見せているジェンは４回戦で第１８シードのＭ・コスチュク（ウクライナ）と対戦する。コスチュクは３回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク７３位のＣ・ドールハイド（アメリカ）を下しての勝ち上がり。
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