女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク52位の内島萌夏は第3シードのC・ガウフ(アメリカ)に4-6, 6-3, 6-7 (4-7)のフルセットの激闘の末に惜しくも敗れ2回戦敗退となった。
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23歳の内島が同大会に出場するのは今回が初。1回戦では世界ランク55位のE・ラドゥカヌ(イギリス)を下し2回戦に駒を進めた。
世界ランク3位で20歳のガウフとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、内島は第3ゲームで鋭いリターンを放ち先にブレークに成功する。しかし、直後の第4ゲームでブレークバックを許すと、第10ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
それでも第2セット、サービスが安定せず6本のダブルフォルトを犯したガウフから内島は4度のブレークに成功。自身も2度のブレークは許したが、リードを守り1セットオールに追いつく。
しかし、第2セット終了後に腹部を気にする様子を見せた内島は、ファイナルセットに入ると序盤で2度のブレークを許し4ゲームを連取される。内島はその後2本のマッチポイントをしのぎ2度のブレークを返す粘りをみせたが、その後さらに1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを落とし、ガウフ相手に善戦するも力尽きた。
勝利したガウフは3回戦で第29シードのM・サッカリ(ギリシャ)と対戦する。サッカリは2回戦で世界ランク63位のV・トモワ(ブルガリア)を下しての勝ち上がり。
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