男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、第13シードのJ・ドレイパー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク80位のJ・フォンセカ(ブラジル)を6-4, 6-0のストレートで下し、2年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。
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23歳で世界ランク14位のドレイパーは、今季全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会初のベスト16に進出していた。しかし4回戦でC・アルカラス(スペイン)との対戦中、2セットダウンの後、疲労と股関節の怪我で途中棄権していた。国別対抗戦デビスカップを含むその後の大会は出ずに今季2戦目となるカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)に臨み、準優勝を飾った。
そのドレイパーが同大会に出場するのは3年連続3度目。昨年は初戦敗退を喫している。
一方、18歳のフォンセカは昨年行われた20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)で全勝優勝を達成。1月に行われた全豪オープンでは、予選3試合を勝ち抜き四大大会本戦初出場を決め、当時世界ランク9位のA・ルブレフを破る活躍をみせた。
さらに、先月行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で優勝したフォンセカは、ATPツアーが創設された1990年以降、史上10番目に若いツアー大会優勝者となった。
そのフォンセカは今大会にワイルドカードで初出場し、1回戦で世界ランク81位のJ・ファーンリー(イギリス)をフルセットで下して2回戦へ駒を進めた。
両者初の顔合わせとなった2回戦の第1セット、ドレイパーは1度ブレークを許すも、自身は2度のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、ドレイパーはファーストサービス時のポイント獲得率が91パーセントを記録するなど、安定してキープを重ねる。さらにフォンセカの2本に対し、12本のウィナーを決めたドレイパーが終始主導権を握り、一気に6ゲームを連取して1時間15分で勝利を収めた。
勝利したドレイパーは3回戦で世界ランク937位のJ・ブルックスビー(アメリカ)と対戦する。ブルックスビーは2回戦で第17シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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