男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間10日(現地9日)、予選勝者で世界ランク349位の綿貫陽介と第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)のシングルス3回戦がスタジアム1の第5試合に組まれた。この試合は日本時間10日の12時(現地9日の20時)以降に開始予定。
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26歳の綿貫は今大会に予選から出場。予選1回戦では予選第1シードのM・ベルッチ(イタリア)、予選2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク731位のR・クアン(アメリカ)を下し、初の本戦入りを決めた。そして本戦1回戦では世界ランク82位のA・ブブリク(カザフスタン)を下し、同大会では自身初の初戦突破を果たした。
2回戦では第19シードのT・マハツ(チェコ)と対戦したが、綿貫から4-6, 4-2の時点でマハツが棄権を表明。綿貫は思わぬ形で本戦初出場ながら3回戦進出を決めた。
一方、27歳で世界ランク17位のティアフォーが同大会に出場するのは5年連続9度目。最高成績は2023年のベスト4となっている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、2回戦から登場したティアフォーは予選勝者で世界ランク84位のD・ジュムホール(ボスニア)を7-6 (7-4), 7-6 (9-7)のストレートで下しての勝ち上がり。
両者は2023年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)2回戦で対戦しており、この時はティアフォーが6-7 (5-7), 7-6 (7-3), 6-4の逆転で勝利している。
この試合の勝者は4回戦で第29シードのG・ペリカー(フランス)と世界ランク43位のT・フリークスポール(オランダ)の勝者と対戦する。
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