男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間12日(現地11日)、シングルス4回戦が行われ、予選勝者で世界ランク349位の綿貫陽介は同43位のT・フリークスポール(オランダ)に6-7 (4-7), 1-6のストレートで敗れ敗退。「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出とはならなかった。
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26歳の綿貫は今大会の予選2試合を勝ち抜き初の本戦入りとなった。本戦1回戦では世界ランク82位のA・ブブリク(カザフスタン)をフルセットで下し初戦突破。続く2回戦では第19シードのT・マハツ(チェコ)と対戦したが、綿貫から4-6, 4-2の時点でマハツが棄権を表明し、3回戦進出を決めた。
さらに3回戦では第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)をストレートで破り「ATPマスターズ1000」初のベスト16進出という快進撃を続けている。
一方、28歳のフリークスポールは、同大会4年連続4度目の出場。1回戦で世界ランク49位のM・キツマノビッチ(セルビア)にフルセットで勝利。2回戦では第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)にも逆転勝利をして3回戦に駒を進め、3回戦では第29シードで同30位のG・ペリカー(フランス)をストレートで下し、初のベスト16入りを決めている。
両者は初の顔合わせ。
この試合の勝者は準々決勝で第8シードで世界ランク9位のS・チチパス(ギリシャ)と第12シードで同13位のH・ルーネ(デンマーク)のどちらかと対戦する。
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