男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は日本時間28日(現地27日)にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク42位のB・ナカシマ(アメリカ)が同63位のD・ゴファン(ベルギー)を7-6 (7-4), 6-2のストレートで下し、「ATP500」で初のベスト4進出を果たした。
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23歳のナカシマは1回戦で世界ランク62位のB・ボンズィ(フランス)を撃破。2回戦では第4シードで同13位のH・ルーネ(デンマーク)と対戦したが、ルーネが食中毒による体調不良で第1セット途中に棄権し、ベスト8に進出した。さらに、第2シードのC・ルード(ノルウェー)と第3シードのT・ポール(アメリカ)も2回戦を前に棄権を表明し、第2・第3・第4シードが一気に棄権する異例の事態となった。
一方、34歳のゴファンは2回戦で第5シードのB・シェルトン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
準々決勝、第1セットは序盤からブレーク合戦となり、互いに3度ずつブレークを許すとタイブレークに突入。タイブレークでもミニブレークの応酬となるが、ナカシマが計4度のミニブレークに成功し、先行する。
第2セットに入るとナカシマは第2ゲームで3度のブレークポイントを握られピンチを迎える。しかしそれをセーブすると続く第3ゲームでブレークに成功。さらに第5ゲームでも2度目のブレークを決め2時間2分で勝利しベスト4進出を決めた。
勝利したナカシマは、準決勝で第8シードのT・マハツ(チェコ)と対戦する。マハツは準々決勝で予選勝者で世界ランク83位のL・ティエン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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