男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は日本時間27日(現地26日)、シングルス2回戦が行われ、第4シードのH・ルーネ(デンマーク)は世界ランク42位のB・ナカシマ(アメリカ)との試合中に途中棄権。第2シードのC・ルード(ノルウェー)と第3シードのT・ポール(アメリカ)は試合前に棄権を表明し、2回戦で第2〜第4シードが一気に棄権する事態となった。ルーネは試合後に食中毒であったことを明かした。
>>ティアフォーら アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC組合せ<<
21歳で世界ランク13位のルーネは23歳のナカシマと対戦となった2回戦の第1セット、第2ゲームでいきなりブレークを許し、ゲームカウント0-3となったところで無念の途中棄権を選択。
ルーネは試合終了後にXを更新し「すごく悔しいし、すごく悲しい。食中毒で今日プレーできなかった。メキシコは大好きな場所のひとつだし、この大会も本当に大好き。こんな形で終わるなんて、本当に残念」と投稿した。
勝利したナカシマは準々決勝で世界ランク63位のD・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは2回戦で第5シードのB・シェルトン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、ルードとポールは胃の不調を理由に2回戦を棄権した。
同日行われた2回戦で、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)は予選勝者で世界ランク83位のL・ティエン(アメリカ)にストレートで敗れており、第5シードのシェルトンも敗れたことから、一夜にしてトップ5シードがドロー表から消える珍しい事態となった。
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