熱戦制したチチパス 5年ぶり4強

ゲッティイメージズ
4強入りを決めたチチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500)は27日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク30位のM・ベレッティーニ(イタリア)を7-6 (7-5), 1-6, 6-4のフルセットで破り、2020年以来5年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。

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準優勝を飾った2019年と2020年以来となる同大会出場となった世界ランク11位のチチパス。1回戦では同35位のL・ソネゴ(イタリア)、2回戦では同24位のK・ハチャノフを下し8強へと駒を進めた。

対するベレッティーニは2回戦で世界ランク75位のC・オコネル(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

準々決勝の第1セット、互いにブレークを奪えずにタイブレークに入ると、これを制したチチパスが先行する。しかし、第2セットではファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が56パーセントに留まり、2度のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。

ファイナルセット、息を吹き返したチチパスは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。ベレッティーニに1度もブレークを許さないプレーを見せると、リターンゲームではゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームでこのセット両者唯一となるブレークに成功。1時間57分で熱戦を制した。

準決勝では世界ランク47位のT・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは準々決勝で第1シードのD・メドベージェフをフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には世界ランク21位のF・オジェ アリアシム(カナダ)、予選勝者で同77位のQ・アリス(フランス)が4強入りを決めた。


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(2025年2月28日8時23分)
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