テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク113位の
S・ワウリンカ(スイス)はラッキールーザーで出場している同106位の
J・デ・ヨング(オランダ)に3-6, 6-3, 3-6, 4-6の3時間を超える激闘の末に敗れ初戦敗退となった。試合後、ワウリンカは同大会への特別な想いを明かし、同胞で元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)について言及した。
>>【動画】41歳ワウリンカ 最後の全仏OPで初戦敗退、試合終了の瞬間<<>>大坂 なおみvsシゲムント 1ポイント速報<<>>内島 萌夏vsリウ 1ポイント速報<<>>【賞金】ワウリンカ 全仏OP1回戦でいくら獲得?ドローも公開中!<<今季限りでの現役引退を表明している41歳で元世界ランク3位のワウリンカが同大会に出場するのは5年連続21度目。2015年には優勝を飾っている。
25歳のデ・ヨングとの顔合わせとなった1回戦、ワウリンカは第1セットを先行されるも、第2セットでは徐々にリズムを掴みセットカウント1−1に追いつく。
観客も大声援でワウリンカを後押ししたが、第3セット以降は要所でブレークを許し、最後まで粘りを見せたものの、3時間4分の激闘の末に力尽きた。
試合後の会見でワウリンカは、「今日は本当に辛かった。人生を捧げるほど愛したものに別れを告げるのは簡単じゃない。だからローランギャロスを去るのは本当に辛いし、これからもそうだと思う」と率直な思いを明かした。
また、同じスイス出身で長年しのぎを削ってきたフェデラーについても言及。両者はツアーで26度対戦し、対戦成績はフェデラーの23勝3敗となっている。なお、2人は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)男子ダブルスで金メダルを獲得している。
記者から「同じスイスにフェデラーがいたことで悔しさを感じたことはあるか」と問われたワウリンカは、「ツアーに来た時、すでにロジャーがいた。でも自分にとっては、それは大きなチャンスだった」と回答。
さらに、「同じコートで練習し、知識を共有し、最高の選手から学べた。彼は世界1位だったし、そのおかげでデビスカップや五輪にも出場できた。オリンピック金メダルも彼のおかげで獲れた」と語った。
そして、「ロジャーと20年間同じ時代を過ごせたことは本当に素晴らしい機会だったと思っている」と振り返り、偉大な同胞への敬意と感謝を改めて口にした。
フェデラーが引退してから約4年。今度はワウリンカが、自身最後のシーズンを戦っている。
「まずは今年をできる限り良い形で終えたい。年末まではテニスに集中したいし、テニスのことを考え続けたい」と語ったワウリンカは、残るシーズンへ意欲を見せた。
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