男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、第13シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク88位の
A・ミュレール(フランス)を7-5, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに2022年以来2年ぶり7度目の3回戦進出を決めた。
>>【動画】倒れこみながら返球、ディミトロフが見せた咄嗟のプレー<<>>ジョコビッチ、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<世界ランク13位で32歳のディミトロフは今季、開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で通算9度目のツアー制覇。その後、2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、 ATP250)で準優勝を果たすなど好調を維持している。
BNPパリバ・オープンに出場するのは11度目となるディミトロフ。2021年には最高成績となるベスト4進出を記録している。
シード勢は1回戦免除のため2回戦が初戦となったディミトロフはこの日の第1セット、第3ゲームで先にブレークを許しゲームカウント2-4とリードされる。それでも第8ゲームでブレークバックに成功すると終盤となる第12ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークを許さず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間29分で勝利した。
この試合の第1セット、ネットに出たディミトロフはバランスを崩し倒れるも咄嗟の判断で返球。再び返ってきたボールはネットに当たるもそれをボレーで決め切り会場を沸かせている。
勝利したディミトロフは3回戦で第21シードの
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは2回戦で世界ランク63位の
T・マハーチ(チェコ)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードの
D・メドベージェフ、第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第14シードの
U・アンベール(フランス)、第19シードの
S・バエス(アルゼンチン)、第26シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第28シードの
C・ノリー(イギリス)、第29シードの
S・コルダ(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。
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