男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は7日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、2017年11月のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で優勝して以来 約6年2カ月ぶり通算9度目のツアータイトルを獲得した。
>>【動画】32歳ディミトロフ優勝の瞬間、6年ぶりV決めコートに倒れこむ<<>>ディミトロフが6年ぶり優勝、ブリスベン国際の組合せ・結果<<元世界ランク3位で32歳のディミトロフは昨年、ツアー優勝こそなかったものの2度の準優勝。11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では「ATPマスターズ1000」で約6年3ヵ月ぶり2度目の決勝進出を果たす活躍を見せシーズンを締めくくった。
そして新シーズン開幕戦となった今大会、1回戦で世界ランク42位の
A・マレー(イギリス)、2回戦で同56位の
D・アルトマイアー(ドイツ)、準々決勝ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した同71位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)、準決勝で同55位の
J・トンプソン(オーストラリア)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、互いにブレークチャンスを掴むも活かすことができずタイブレークに突入。ディミトロフは2度のブレークチャンスに成功し開始から3ポイントを連取。1度のミニブレークを返されたものの3度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、第3ゲームで3度のブレークチャンスを活かせなかったディミトロフだが第7ゲーム、鋭いバックハンドウイナーからチャンスを掴むと最後はルーネのボールがアウトとなりブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをラブゲームでキープし、2時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに2017年以来7年ぶり2度目のブリスベン国際優勝を飾ったディミトロフのコメントを掲載し「このトロフィーを手にするのは久しぶりで、ちょっと感慨深いね。何年も前のブリスベンの大会から、この大会への想いは続いているんだ。またトロフィーを掲げることができて、とても感謝しているよ」と語った。
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