テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日に男子シングルス2回戦が行われ、第19シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク37位の
A・マレー(イギリス)に6-3, 6-4, 6-1のストレートで快勝し、4年ぶり4度目の3回戦進出を果たした。会見では死闘となった初戦から「回復も早かった」と語った。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組み合わせ<<32歳で世界ランク19位のディミトロフが同大会に出場するのは13年連続13回目。最高成績は2019年のベスト4進出となっている。今大会は1回戦で世界ランク115位の
A・モルカン(スロバキア)を4時間38分に及ぶ死闘の末に6-7 (9-11), 6-7 (5-7), 6-1, 7-5, 7-6 (11-9)のフルセットで下し2回戦に進んだ。
元世界ランク1位で長年しのぎを削ってきたマレーとの顔合わせとなった2回戦、ディミトロフは1回戦の疲れをみせず快調なプレーを披露する。特にリターンゲームでは半分以上の52パーセントという確率でポイントを獲得し、試合を通じ7度のブレークに成功。32本のウィナーを奪うなどし、終始主導権を握ったディミトロフが2時間46分で3回戦に駒を進めた。
会見でディミトロフは試合を振り返り「素晴らしい1日だった。ストレートで終われてよかった。これは僕にとって大きなキーだったと思う。コート上での全体的な動きにはとても満足している」と述べた。
また、初戦で4時間38分というロングマッチをこなした後のリカバリーについても語った。
「昨日もジムで体を動かしていて調子が良かったし、体の回復も早かった。よく眠れたし、十分に休めた」
「できることはすべてやった。そのことが試合に出て、右、左、真ん中と体を動かす自信につながった。今日はフィジカルな試合だったと思う」
「もちろん、5セットよりも3セットの方がよかったけど、自分のプレーをもう少し向上させなければいけなかったね」
32歳にして常人離れした回復力をみせたディミトロフは、3回戦で第12シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは2回戦で世界ランク53位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
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