テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は５日、男子シングルス４回戦が行われ、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）は第２２シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）に4-6, 6-4, 4-6, 3-6で敗れ、２０１９年以来３年ぶり１０度目のベスト８進出とはならなかった。

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過去２０１０年・２０１３年・２０１７年・２０１９年の計４度優勝を飾っており、今回は優勝した２０１９年以来の参戦となる３６歳のナダル。今大会の１回戦では世界ランク１９８位のＲ・ヒジカタ（オーストラリア）（オーストラリア）、２回戦では同６０位のＦ・フォニーニ（イタリア）、３回戦では同９１位のＲ・ガスケ（フランス）を下して勝ち上がった。

この試合、ナダルはファーストサービスが入ったときに７２パーセントの確率でポイントを獲得。ティアフォーに第１セットを先取されるも第２セットでは、この日初のブレークに成功して１セットオールとする。しかし、第３・第４セットを連取され、３時間３４分で力尽きた。

試合後の会見でナダルは「彼（ティアフォー）が僕よりいい試合をした。僕は高いレベルのテニスを長く続けることができなかった。自分の動きの速さが足りなかったよ。彼は何度もボールを拾っていたし、彼を押し返すことができなかった」と語った。

「ある意味、試合に対する理解もショットの質も十分ではなかった。悪かったよ。彼はよくやった。彼は僕より上手かった」

勝利したティアフォーは準々決勝で第９シードのＡ・ルブレフと対戦する。ルブレフは４回戦で第７シードのＣ・ノリー（イギリス）を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

４日には第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）、第１３シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）（、第２３シードのＮ・キリオス（オーストラリア）、第２７シードのＫ・ハチャノフが８強に駒を進めた。

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