男子テニスのクレディ・アグリコル・エクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)は5月1日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク158位の
S・ワウリンカ(スイス)が第1シードの
A・ポピリン(オーストラリア)を6-3, 3-6, 6-1のフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsジャクモ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ出場 サン・マロ・オープン35組合せ<<>>ムセッティ、ルードら マドリッド・オープン組合わせ <<40歳のワウリンカは今大会にワイルドカードで出場すると、1回戦で世界ランク182位のU・ブランシェット(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下し2回戦へ駒を進めた。
一方、今大会は上位4シードが1回戦免除のため、世界ランク26位のポピリンはこれが初戦となった。
25歳のポピリンとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、ワウリンカは第2ゲームで1度のチャンスを活かしてブレークに成功。自身は安定してキープを重ねて先行する。
しかし第2セット、第6ゲームでブレークを許したワウリンカは、6本のサービスエースを決め、ファーストサービス時には100パーセントの確率でポイントを獲得したポピリンのサービスゲームを崩すことができず、このセットを取り返される。
迎えたファイナルセット、ワウリンカは第4ゲームでポピリンのダブルフォルトによりブレークに成功。さらに第6ゲームでは6度に及ぶデュースの末に再びブレークを奪い5-1とリードを広げる。直後のサービング・フォー・ザ・マッチでは15-40から巻き返しマッチポイントを迎えると、最後はポピリンのリターンがネットにかかり、1時間52分に及ぶ熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはワウリンカのコメントが掲載されている。
「タフな試合だった。アレクセイ(ポピリン)との対戦はいつも簡単じゃない。直近2試合では彼に負けていたから、今日は大きなチャレンジだった。速いコートコンディションだったから、今日はアグレッシブにプレーして彼を押し下げることが重要だった。それを実行できて本当に嬉しい」
勝利したワウリンカは準々決勝で20歳で世界ランク107位の
N・バサバレディ(アメリカ)と対戦する。バサバレディは2回戦で予選勝者で同233位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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