男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス準決勝が行われ、第14シードの
C・ルード(ノルウェー)が第20シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4, 7-5のストレートで破り、初の決勝進出を果たした。この勝利でルードは次週更新される世界ランキングでトップ10に復帰することが確定した。
>>大坂 なおみvsジャンジャン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ出場 サン・マロ・オープン35組合せ<<>>ルードら マドリッド・オープン組合わせ <<26歳で世界ランク15位のルードが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2021年のベスト4となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク76位の
A・リンデルクネシュ(フランス)、3回戦で第23シードの
S・コルダ(アメリカ)、4回戦で第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)、そして準々決勝では第9シードの
D・メドベージェフを6-3, 7-5のストレートで下し、準決勝に駒を進めた。
一方、26歳で世界ランク21位のセルンドロは初戦の2回戦で予選勝者で同160位の
H・マヨ(フランス)、3回戦で同70位の
F・コメサナ(アルゼンチン)、4回戦で第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝で第22シードの
J・メンシク(チェコ)を3-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。
両者はこれまでに8度対戦しており、セルンドロから5勝3敗となっていた。
準決勝の第1セット、ルードは第1ゲームで0-40から4度のブレークポイントを握られるも、これをすべてセーブしキープに成功。第5ゲームではラブゲームでブレークを許したルードだったが、直後のリターンゲームですぐにブレークを返す。さらに第10ゲームでは、広いコートカバーリング力を見せセルンドロからミスを引き出し再びブレークを奪い先行する。
続く第2セットでルードはサービス時のポイント獲得率が54パーセントに留まり、13度ものブレークポイントを握られるも2度のブレークに抑え、リターンゲームでは3度のブレークに成功。1時間54分の熱戦を制し、ATPマスターズ1000の大会では自身3度目となる決勝進出を果たした。
この結果、ルードは次週更新される世界ランキングでトップ10に復帰することが決まった。
勝利したルードは決勝で第5シードの
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは準決勝で第10シードの
L・ムセッティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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