テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-0, 6-2, 7-5のストレートで下して4連覇、前人未到13度目の優勝を果たす偉業を成し遂げた。さらに同大会のマッチ100勝目、
R・フェデラー(スイス)に並ぶ歴代最多タイの四大大会20勝目を達成した。
>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<同日にフェデラーはツイッターで、ナダルへ「20度目のグランドスラム優勝は、僕にとっても真の栄光。スポーツ界で最もすごい達成。20勝というのは僕らにとって、これからも続いていくステップであることを願っている」と綴っていた。
これを受けてナダルは会見で「みんなが知っている通り、僕らはとてもいい関係にある。お互い尊敬し合っている。彼(フェデラー)は僕が勝った時に喜んでくれるし、僕も彼がうまくいっている時はうれしい。僕らはすごく長い間ライバルであり、ポジティブな関係を築けたと思っている」と語った。
「もちろん、20という数字は大きい。いつも言っているように、僕はできるだけ多くのグランドスラムを勝ち取りたい。ただ自分のやり方を貫いていきたい。ジョコビッチやフェデラーが他のタイトルを取るとか、そのようなことは普段あまり考えない。自分の人生を生きる。それこそ僕がキャリアでやっていること」
「ひたすら自分の道へ進み、毎日全力を尽くす。記録も多少は気にする。歴史的なスポーツは大好きだから。フェデラーと数字が並んだのは大きな意味があるけど、僕らのキャリアが終わった時は何が起こるだろう。僕らはプレーを続けるだけ。未来のことは分からない。僕は今回のことに興奮しているし、とてもうれしい。同時に記録を僕らで並べたことは、長い間のライバル関係がとても美しいということ」
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