男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は8日、シングルス1回戦が行われ、第6シードの
錦織圭は世界ランク47位の
M・キツマノビッチ(セルビア)に6-4, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約1年ぶりの復帰戦は黒星となった。
>>錦織/西岡ダブルス 1ポイント速報<<>>大坂vsロジャース 1ポイント速報<<この日、好調の錦織はフォアハンドのウィナーを決めるなどで主導権を握り、ゲームカウント5−0とリードする。第6ゲームからは調子を上げてきた21歳のキツマノビッチに挽回を許して4ゲームを連取されたが、得意のストローク戦で息を吹き返すと第10ゲームで再びブレークし、第1セットを先取。
第2セットに入っても錦織の勢いは止まらず、ネットプレーやバックハンドのウィナーを決めるなどでポイントを獲得して流れが傾きかけた。しかし、第7ゲームで最後ダブルフォルトを犯した錦織はキツマノビッチにブレークされて先行される。
続く第8ゲームではミスを誘い出してブレークバックしたが、キツマノビッチにパッシングショットを決められるなどで第9・第10ゲームを連取され、セットカウント1−1に追いつかれる。
ファイナルセットに入ると失速する錦織は2度ブレークされてゲームカウント0−3とリードに追い込まれる。第4・第5ゲームは連取したが、その後もキツマノビッチの勢いを止めることができず、逆転負けを喫した。
錦織は8月のW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)で復帰を予定していたが、新型コロナウイルスの検査結果が陽性反応により欠場となっていた。
錦織の他にも日本勢では世界ランク49位の
西岡良仁も出場し、1回戦で第7シードの
G・ペラ(アルゼンチン)と顔を合わせる。
また錦織と西岡はダブルスでペアを組み、初戦で第1シードの
M・グラノジェルス(スペイン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)組と対戦する。
一方、勝利したキツマノビッチは2回戦で、世界ランク43位の
J・ミルマン(オーストラリア)と同63位の
J・トンプソン(オーストラリア)の勝者と対戦する。
シングルスの第1シードは
F・フォニーニ(イタリア)、第2シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第3シードは
D・ラヨビッチ(セルビア)、第4シードは
N・バシラシヴィリ(ジョージア)。上位4シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
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