男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は11日に公式サイトで、元世界ランク4位の
J・ブレイク(アメリカ)がトーナメントディレクターに就任したことを発表した。
ブレイクは声明で、「30年以上、テニス界最高のイベントの1つであるマイアミ・オープンを率いるチャンスに感謝しています。選手として、マイアミでプレーするのはいつも好きだった。選手のため、スポンサーのため、ファンのため、大会をより高いレベルに持っていく機会に興奮している」と話した。
2013年に引退したブレイクはキャリア通算366勝256敗。ATPツアーではシングルス10勝、四大大会では3度ベスト8に進出していた。
また、当時18歳の
錦織圭が2008年にツアー初優勝を飾ったデルレイビーチ国際(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)決勝の相手でもある。日本人選手としては
松岡修造以来16年ぶりの快挙だった。
2児の父であるブレイクは現在、Tennis ChannelとCNNで解説者をする傍ら、全米テニス協会基金の会長も務める。
マイアミ・オープンは2019年から、大会会場を32年間開催してきたクランドン・パークからハード・ロック・スタジアムに移転すると昨年12月に発表した。
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