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デルレイビーチ国際(賞金総額41万1千ドル)は17日、シングルス決勝を行い、予選勝ち上がりの錦織圭(日本)が、第1シードで世界ランク12位のJ・ブレーク(アメリカ)に3-6, 6-1, 6-4で勝利し、ツアー初優勝を果たした。日本人選手としては松岡修造(日本)以来16年ぶりの快挙。
18歳の錦織は、1992年4月にソウル大会で優勝した松岡以来の日本勢のツアー覇者となった。また18歳と1ヶ月19日でのATPツアー優勝は、L・ヒューイット(オーストラリア)が16歳と10ヶ月18日でアデレードの大会を制した1998年1月以降で、最年少の記録となった。
これが今季初のATP大会参加だった錦織は、準決勝では4本のマッチポイントをしのいで第3シードのS・クエリー(アメリカ)に4-6, 6-2, 7-6 (9-7)で逆転勝ち。この日のブレークとの決勝でも、ファイナルセットで3本のブレークポイントを防いで、逆にブレークを決めて3-1とリード。最後はラブゲームで締めくくった。
錦織はATPツアーデビューを果たした昨年、インディアナポリス大会で初のベスト8に進み、5大会を3勝5敗で終えていた。今年はチャレンジャー1大会でベスト4に進んでおり、予選から勝ち上がった今大会の活躍で、世界ランクも244位から、日本勢トップの120位前後に上昇する見込みとなっている。
ツアー11勝目を狙った28歳のブレークは、昨年も同大会で決勝に進んでいたが、X・マリス(ベルギー)に敗れており、2年連続の準優勝に終わった。
昨年のプロ転向の際に、「松岡さんを超えたい」と話していた錦織だが、早くもその目標の1つにたどり着いたと言え、これからは世界が注目する中で更なる躍進が期待される。
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