テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード)は20日に公式ホームページで、2019年から大会会場をハード・ロック・スタジアムに移転すると発表した。2018年から新会場の工事が開始する。
同大会はクランドン・パークで32年間開催されてきたが、今年の3月が最後となり、2019年からはNFLチーム、マイアミ・ドルフィンズの本拠地で行われる。
2017年は現在世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)が同1位の
R・ナダル(スペイン)を決勝で破り、11年ぶり3度目の優勝を飾った。
今回の移転に伴い、ハード・ロック・スタジアムは大会施設の拡大・拡充、練習用と試合用のコートは30面におよぶという。また、世界最大規模のスクリーンでの試合放映やWi-Fi環境の改善、選手やスタッフのロッカールームや練習施設のアップグレードなども行われる。
目玉はセンターコートで、スタジアム内には14,000席が設けられる。マイアミ・ドルフィンズのオーナーであるステファン・ロス氏は、これまでに5億ドル(約566億8,000万円)以上を投資。
シーズン2番目のマスターズ1000大会であるマイアミ・オープン2018の本戦は、2018年3月22日から4月1日に開催予定。
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