テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、第17シードの
R・フェデラー(スイス)が試合後の会見で、第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)との男子シングルス3回戦へ向け「自分のプレーをして、サービスゲームに集中し、レベルが下がらないようにしたい」と意気込んだ。
>>錦織vsラコ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、世界ランク200位の
N・ルービン(アメリカ)をストレートで下し、全豪オープンで18年連続の3回戦進出を果たしたフェデラーは「最高。ストレートで勝てるのは、いつも最高のシナリオ。今日はそれが出来た。第1セットは難しく、第3セットも油断出来なかった。何本かセットポイントをしのがなければならなかった。どちらに転んでもおかしくなかった」と振り返った。
初戦で元世界ランク8位の
J・メルツァー(オーストリア)にセットカウント3-1で勝利したフェデラーは「初戦より少し安定した戦いが出来た。あの試合よりは集中出来たと思う。コーチからの情報以外、試合前は2回戦のことをほとんど知らなかったけど、準備は出来ていた。満足している」と確かな手応えを感じていた。
2回戦で
R・ハリソン(アメリカ)を破ったベルディヒと3回戦で対戦することについては「もう少しレベルを上げる必要がある。彼(ベルディヒ)のプレーを正直あまり見ていない。基本的に誰のプレーも見ていない。きっと彼もライアン(ハリソン)相手にタフな時間を強いられたはず。ライアンはこのところ良いテニスをしているから」と述べた。
続けて「コートはとても速い。彼(ベルディヒ)には速いコートで苦戦を強いられた。シンシナティ、ニューヨーク、ウィンブルドン、アテネ・オリンピック。ここでも対戦したことがあるし、その多くで自分のプレーが出来ていた」と全豪オープンを過去4度制しているフェデラーは勝利への自信を見せた。
フェデラーとベルディヒの勝者は4回戦で、第5シードの
錦織圭と予選勝者の
L・ラコ(スロバキア)のどちらかと対戦する。


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