16日から開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、四大大会初優勝を狙う第5シードの
錦織圭は第17シードの
R・フェデラー(スイス)や第1シードの
A・マレー(英国)ら強豪が名を連ねる「死のブロック」に入った。
>>全豪OP 対戦表<<元世界ランク1位のフェデラーは膝の怪我により、2016年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から全大会を欠場。今年1月上旬に行われたエキシビションの国別対抗戦ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)で復帰した。
これまでのグランドスラムでフェデラーは歴代最多17勝を誇るが、2012年のウィンブルドンからは四大大会のタイトルから遠ざかっている。全豪オープンは2004年に初優勝、その後は2006・2007・2010年に優勝してる。
また、上位シード勢が順当に勝ち進むと準々決勝で対戦する組み合わせのマレーとは、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準々決勝で対戦し、その時は錦織がフルセットで勝利した。世界ランク1位のマレーは、これまでの全豪オープンで5度決勝へ進出しているが、未だ優勝に手が届いていない。
錦織は初戦で、過去2勝1敗と勝ち越してる世界ランク48位の
A・クズネツォフ(ロシア)と対戦する。
シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第26シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、4回戦で第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)か第17シードのフェデラー、準々決勝で第1シードのマレーと顔を合わせる厳しい組み合わせ。
過去の全豪オープンで錦織は2012・2015・2016年にベスト8へ進出。今大会の前哨戦であるブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)では準優勝を飾った。
その他の日本勢男子では
西岡良仁も本戦にストレートインしており、初戦で予選勝者と対戦する。
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