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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン・テニス(東京/有明テニスの森、賞金総額200万ドル、ハード)は1日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第8シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)に6-2, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで勝利、決勝進出を果たした。
ウォズニアキは決勝でE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。第7シードのデメンティエワは、第5シードのF・スキアボーネ(イタリア)を6-4, 7-5で破り決勝に進出している。
お互いにセットを分け合い突入したファイナルセット、ウォズニアキがゲームカウント5-0と大きくリードを奪ったときは、もう試合は決まったと思われたが、ここからアザレンカが脅威の粘りで4ゲームを連取した。
「5-0になったときは良い感じでしたし、試合はもらったと思いました。」とウォズニアキ。「そこからヴィクトリアのプレーが良くなって、いきなり5-4まで追いつかれました。自分のサーブで試合を終わらせなくてはいけませんでした。」
この日の試合は両者ともにサーブに苦しみ、ウォズニアキは4本、アザレンカは12本のダブルフォルトを犯していた。
「第3セットは本当にタフでした。」とウォズニアキ。「まるで新しい試合のようでした。」
一方のアザレンカは、世界ランク2位のウォズニアキを前に脅威の巻き返しを図ったが、あと一歩が届かなかった。「5-1や5-2なら過去にも逆転をしているけど、5-0からは記憶にありません。集中力を失くしてしまいました。長い時間それを維持するのは大変なことです。」
今大会の優勝賞金は35万ドル。
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