伊藤あおい「フォアスライス女王」

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伊藤あおい(シンシナティOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニス協会のWTAは27日に公式Xを更新し、世界ランク136位の伊藤あおいを「気取らないフォアハンドスライス女王」として取り上げ、5つのスーパーショットを公開した。

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21歳の伊藤は今年7月と8月に行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)とシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)で予選を突破し3回戦に進出するなど活躍。

しかし、8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の予選決勝で敗退した後は、怪我により欠場を続けている。

WTAはフォアハンドのスライスやロブなどを駆使する伊藤のプレースタイルを以前から注目しており、オフシーズンとなるこの時期に伊藤のスーパーショットを特集。

世界ランキング上位の選手を取り上げスーパーショットをまとめたり、大会や期間ごとにスーパーショットをまとめて公開することはしばしばあるが、世界ランキング100位代でツアー優勝もまだなく現在ツアーを離脱中の伊藤のような選手1人をWTAが特集することは異例とも言え、世界的に伊藤が注目を集めていることが伺える。

また、ポイント後の笑顔や、試合終了後のお辞儀にも注目が集まっており、WTAは今回の特集で伊藤を「私たちの気取らないフォアハンドスライス女王」と紹介している。

動画では伊藤がナショナル・バンク・オープン2回戦で当時世界ランク9位のJ・パオリーニ(イタリア)を撃破した際のマッチポイントで見せた「SABR(セイバー)」(男子で元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)の必殺技)や、シンシナティ・オープン3回戦で同6位のM・キーズ(アメリカ)から奪った印象的なポイントなど、5つのスーパーショットが紹介されている。

なお、伊藤は来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)も欠場することが決まっており、怪我の状態が心配されている。


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(2025年12月28日10時17分)
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