坂詰 3時間半の死闘制し4強

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坂詰姫野(昨年の全日本選手権)
画像提供:tennis365.net

女子テニスツアーの下部大会W60 キャンベラ(オーストラリア/キャンベラ、クレー、ITF)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの坂詰姫野が世界ランク312位のM・イングリス(オーストラリア)を6-7 (4-7), 7-5, 7-5の逆転で破り、ITF大会で今季4度目のベスト4進出を果たした。

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先々週のW25 フレデリクトン(カナダ/フレデリクトン、ハード、ITF)で2週連続の準優勝をおさめた坂詰は、20日付のWTA世界ランキングでキャリアハイの240位に浮上。今大会では1回戦で世界ランク488位のP・コヴァピトゥクテッド(インドネシア)を6-1, 6-2のストレートで下し初戦突破。

同じく23日に行われた2回戦では世界ランク317位の土居美咲との日本人対決を4-6, 6-3, 7-5の逆転で制し8強入りを決めている。

この日、試合開始から互いにブレークチャンスを与えず、サービスキープが続きタイブレークに突入。坂詰は3度のミニブレークを許し、先行される。

続く第2セットでは3度ずつブレークを奪い合うと坂詰が終盤となる第11ゲームで4度目のブレークに成功。1時間17分でセットカウント1-1に追いつく。

迎えたファイナルセット、先に2度のブレークを許しゲームカウント1-5と後がなくなった坂詰。しかし、ここから6ゲーム連取に成功し、3時間28分に及ぶ死闘を制した。

勝利した坂詰は準決勝で第1シードのO・ガデツキ(オーストラリア)と対戦する。ガデツキは準々決勝で世界ランク341位のN・バインズ(イギリス)を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

もう一方の準決勝では世界ランク374位のP・ヒュール(オーストラリア)と予選勝者で同557位のワン・ヤファン(中国)が顔を合わせる。

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