テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク76位のL・ムセッティ(イタリア)が同83位のM・チェッキナート(イタリア)を3-6, 6-4, 6-3, 3-6, 6-3のフルセットで破り、四大大会で初のベスト16進出を果たした。
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ファイナルセットの第4ゲームで19歳のムセッティはバックハンドのウィナーを決めてブレークに成功。その後もリードを守り、3時間7分におよんだ激闘の末にイタリア勢対決を制した。
会見でムセッティは「最後はとても満足のいくものだった。初めてのフルセットだったから、少し疲れた。僕にはマッチポイントがたくさんあったのに、なかなか取れなかった。最後のポイントは、とてもよかった」と語った。
4回戦では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは3回戦で世界ランク93位のR・ベランキス(リトアニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
ムセッティは「ただ楽しみたいと思っている。今はたくさんの感情があって、試合のことは考えられない。今日の勝利をかみしめている。明日からジョコビッチを倒せるように自分自身に集中していく」と意気込んだ。
この日イタリア勢ではムセッティの他に、第9シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と第18シードのJ・シナー(イタリア)も16強へ駒を進めた。
一方、前週のエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)で準優勝を飾っていた元世界ランク16位のチェッキナートは同胞対決に屈した。これまでの全仏オープンでは2018年にジョコビッチらを下す快進撃でベスト4へ進出している。
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