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苦しむディミトロフ 元世界3位招へい

グリゴール・ディミトロフ
ダラスOPでのディミトロフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは23日、世界ランク44位のG・ディミトロフ(ブルガリア)のコーチ陣に元世界ランク3位のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が加入すると掲載した。チームとしての初陣は現在開催中のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)となる。

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34歳のディミトロフはこれまで9つのツアータイトルを獲得。2017年11月には自己最高の世界ランク3位を記録している。現時点でのキャリア最高の成績をおさめたのは2017年で、当時はこの1年間で4つのツアーで優勝した。同年末にはNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)も制しているが、最後にタイトルを手にしたのは2024年1月のブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)となっている。

そんなディミトロフは今季始めから元世界ランク19位でキャリア通算3勝を誇るX・マリス(ベルギー)をコーチに招へいしていたが、2月末のこのタイミングで通算11個のタイトルを持つナルバンディアンをチームに加える決断をした。

ディミトロフはマリスとツアーで3度対戦しディミトロフの2勝1敗、ナルバンディアンとは1度だけ顔を合わせており、ナルバンディアンが勝利している。

「僕は彼ら2人を別々に知っていたんだ。それに何度か対戦していることも助けになった。対戦したことのある相手と親しくなれるのは素晴らしいこと。彼らは10年以上前に引退しているけど、それほど昔のことではない。最初に彼らと話をしたとき、僕らは物事を同じように見始め、キャリアのタイミング、怪我、ゲームプラン、考えなど、あらゆる面で彼らと共感できる部分があった。ある意味でそれはごく自然な流れだ。今は、全員にとってまったく新しいことだからまだ足場を探っている段階だけど、何をする必要があるか、どのように試合に臨むべきかは、非常に明確になっている」

2025年シーズン、ディミトロフは7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4回戦に進出したが、J・シナー(イタリア)と対戦中に胸筋の負傷により棄権。同シーズンはこの負傷の影響でその後1大会にしか出場できなかった。

復活を期す今シーズンだったが、開幕戦のブリスベン国際で1試合に勝利したのみで、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、ネクソ・ダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)はいずれも初戦敗退。マッチ1勝3敗でアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCに臨む。

「メキシコには早めに到着したよ。コートで数時間余分に練習したかったから。ここ数ヵ月は少し波乱があった。思うように練習もできず、試合もあまりできなかった。僕は常に自分自身を理解しようとしている。うまくいけば、それを実行に移し、コートに立ったときに良い感触を得られるようになるはずだ」

昨年7月の負傷に関してディミトロフは大きな自身の変化が起きたと明かしている。

「好むと好まざるとにかかわらず、変化を迫られたんだ。それは、自分自身のために行わなければならない、より精神的な観点からの作業だった。多くのことを変えなければならず、それは僕にとってちょっとした心理的なゲームのようなもの。しかし、それは当然のことで、僕はその良い面を見つけようとしている。これまで、それほど長い間怪我をしたり、スポーツから離れるという経験をしたことがなかったから、それはまったく新しいことだったんだ」

マリス、そしてナルバンディアンという強力なチームを編成したディミトロフはアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC1回戦で世界ランク63位のT・アトマン(フランス)と対戦する。


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