男子プロテニス協会のATPは12日、公式サイトに同協会の会長を務めるアンドレア・ガウデンツィ氏のコメントを掲載し、
N・ジョコビッチ(セルビア)が2023年シーズンの年間1位に輝いたことについて「本当に並外れたこと」と語った。
>>最終戦アルカラスvsズベレフ 1ポイント速報<<>>ジョコ、アルカラスら最終戦の組合せ<<36歳のジョコビッチは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)や全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む6タイトルを獲得。20歳の
C・アルカラス(スペイン)と共に世界ランク1位の座を争ってきた。
そして12日に開幕した最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)のラウンドロビンに登場したジョコビッチは第1戦で
H・ルーネ(デンマーク)をフルセットで撃破。この勝利により、年末時点の世界ランク「年間最終世界ランク」で史上最多の8度目の1位になることが決定した。
試合後、ジョコビッチはこのことについて「とても意味のあることだよ。コート上では、たくさんの感情が渦巻いていたね。大きな目標は達成できたよ」と言及した。
さらにATP会長のガウデンツィ氏は「年末に1位になるのは信じられないような快挙だ。まして、それを8回も達成するというのは本当に並外れたこと。ノヴァークはテニス界の歴史を作り続けており、彼の情熱と意欲が真のチャンピオンにしている。彼の旅の先には、さらなる偉業と記録が待ち受けていることは間違いないね」と言及した。
なお、ジョコビッチはNitto ATPファイナルズを制すと大会最多優勝を更新することとなる。
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