テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク63位の
内島萌夏は第14シードの
M・アンドレーワに4-6, 6-3, 6-7 (8-10)のフルセットで敗れ、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>錦織 圭、西岡 良仁、大坂 なおみ、内島 萌夏ら全豪オープン組合せ<<>>西岡vsアルカラス 1ポイント速報<<>>大坂vsムチョバ 1ポイント速報<<>>錦織vsポール 1ポイント速報<<初の顔合わせとなった両者。23歳の内島は1回戦で世界ランク40位の
M・リネッテ(ポーランド)を4-6, 6-2, 7-6 (10-8)の逆転で破り、全豪オープン初白星をあげて初戦を突破した。
一方、17歳で世界ランク15位のアンドレーワは昨年の同大会で初出場ながらベスト16に進出しており、今大会1回戦では同43位の
M・ブズコバ(チェコ)を下し2回戦へ駒を進めた。
2回戦、内島は第3ゲームで先にブレークを許すとその後は防戦一方に。第1セットでは1度もブレークチャンスを握ることができずに追いかける展開となった。それでも第2セットでは第2ゲームでブレークの機会を得ると、最後はアンドレーワのショットがアウトになりこの試合初のブレークに成功しリードする。
直後の第3ゲームでは30-0としながら逆転を許しブレークバックされるも、第6ゲームで2度目のブレークを奪い再びリード。その差を守り切りセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、勢いに乗る内島は第3ゲームで先にブレークを奪うが直後の第4ゲームでブレークバックされイーブンに。それでも内島は第7ゲームでチャンスを手にすると、最後はアンドレーワのミスを誘い出し2度目のブレークに成功する。しかし、ゲームカウント5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックされると、10ポイント制のマッチタイブレークではシーソーゲームの末に力尽き、2時間19分で敗れた。
勝利したアンドレーワは3回戦で第23シードの
M・フレッチ(ポーランド)と世界ランク73位の
A・ブリンコワのどちらかと対戦する。
また、同日には世界ランク51位の
大坂なおみも2回戦に登場予定で、第20シードの
K・ムチョバ(チェコ)と対戦する。
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