国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコ「背中にいたサルから解放された」

ノヴァーク・ジョコビッチ
初戦を白星でスタートしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会初日の12日、シングルスグリーングループの第1戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのH・ルーネ(デンマーク)を7-6 (7-4), 6-7 (1-7), 6-3のフルセットで破り、大会7度目の制覇に向け好発進した。また、この勝利により年末時点の世界ランク「年間最終世界ランク」で史上最多の8度目の1位になることも決まった。試合後の会見でジョコビッチは「とても意味のあることだ。たくさんの感情が渦巻いていたね」とプレッシャーも感じていたことを明かした。

>>ジョコ、アルカラスら最終戦の組合せ<<

Nitto ATPファイナルズはシーズンの獲得ポイント上位8選手のみが出場できる大会で、2009年から2020年まではロンドンのO2アリーナで、2021年以降はトリノのパラ・アルピツアーで熱戦が繰り広げられている。

8選手が4人ずつ2グループに分かれてラウンドロビン方式で争われる同大会。勝ち上がりによってはラウンドロビンで1度敗れた選手も優勝の可能性もあるほか、ラウンドロビンで戦ったカードが決勝で対戦することもあり、普段のツアー大会とは異なったレギュレーションとなる。

今年10月末のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)準々決勝でも対戦し、ジョコビッチが勝利していたこの顔合わせ。対戦成績は2勝2敗で五分の状況だった。

この試合の第1セット、第5ゲームでブレークを許したジョコビッチだったが直後の第6ゲームでブレークバックに成功。タイブレークではファーストポイントでミニブレークされたものの中盤以降はコート上を支配し、最後は強烈なリターンエースで先行した。

第2セットも第1セット同様にルーネに先にブレークされたが、直後の第3ゲームでブレークバック。再びタイブレークに入ると、今度はルーネに圧倒されセットカウント1-1に追いつかれた。

ファイナルセット、第2ゲームでこの試合初めて先にブレークしリードしたジョコビッチだが、第3ゲームでは2度のダブルフォルトなどもありブレークバックを許してしまう。ジョコビッチはこのゲーム終了後ラケットを2本折り、会場からブーイングを浴びた。しかしその後は安定したプレーを取り戻すと、第6ゲームではロングラリーの末にルーネのフォアハンドの強打がアウトとなりブレークに成功。そのリードを守り切り3時間4分の熱戦を制した。

試合後の会見では8度目となる年間最終世界ランク1位になることが決まったこと、そして最終戦Nitto ATPファイナルズ7度目の優勝に向けてスタートを切れたことについて語った。

「とても意味のあることだよ。コート上では、たくさんの感情が渦巻いていたね。今夜の試合に勝って、背中についていたサルから解放されたかったんだ。パリで勝って、ランキング的にもかなりいい位置につけたし、トリノでは1勝すればいいと思っていた。大きな目標は達成できたよ」

ルーネの対戦については「すべてが必要だった。第1ゲーム、最初の数ポイントで彼がベースラインからショットを放ったとき、僕には厳しい試合になると思ったよ。この試合に勝ちたかったら、本当にハードに働かなければならなかった。彼はボールとのフィーリングも良かったしキレもあった。とてもアグレッシブで、どのショートボールも入ってきたし、サーブもすごかったね」と20歳の若者を称賛した。

「彼(ルーネ)のプレーは素晴らしかったと思うよ。でも、全体的に見れば勝利は勝利なんだ。とても感動的な勝利だったし、今夜の試合の重要性はわかっていた。第2セットのタイブレークはひどかったけど、ファイナルセットはとてもいいプレーができたと思う」
同日にはグリーングループのもう1試合も行われ、第4シードのJ・シナー(イタリア)が第6シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 6-4のストレートで下し勝利している。

<Nitto ATPファイナルズの組合せ>

【グリーングループ】
N・ジョコビッチ:1勝0敗
J・シナー:1勝0敗
S・チチパス:0勝1敗
H・ルーネ:0勝1敗

【レッドグループ】
C・アルカラス(スペイン)
D・メドベージェフ
A・ルブレフ
A・ズベレフ(ドイツ)




■関連ニュース

・ジョコ 最終戦Vで3つの大記録更新へ
・ATP最終戦が現地12日に開幕
・ATP最終戦、賞金は史上最高額

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年11月13日10時56分)

その他のニュース

10月29日

内島萌夏 逆転負けで初戦敗退 (15時23分)

島袋将 日本人対決制し今季6度目8強 (14時28分)

マスターズ2大会連続でいとこ対決 (13時29分)

女子最終戦 組合せ決定 (11時17分)

元複世界1位 43歳で現役引退 (10時22分)

初の世界1位撃破で16強「最高」 (9時04分)

大波乱 アルカラス初戦敗退 (8時05分)

10月28日

ダニエル太郎 結婚後初の白星 (20時50分)

坂詰姫野 番狂わせで初戦突破 (20時05分)

西岡良仁 6連勝で初戦突破 (18時57分)

【1ポイント速報】西岡良仁&ダニエル太郎 1回戦 (15時55分)

清水悠太が今村昌倫下し初戦突破 (15時35分)

シナー 世界1位奪還の条件 (14時49分)

試合後にムーンウォークとラケット破壊 (13時44分)

2年5ヵ月ぶりトップ10復帰 (10時06分)

ディミトロフ 3ヵ月ぶり復帰戦白星 (9時07分)

西岡良仁 目標の1つをクリア (7時57分)

10月27日

日本大学が王座2連覇達成 (21時08分)

白石光 ダブルヘッダー制し優勝 (19時39分)

17歳・園部八奏 健闘で順位上げる (13時18分)

西岡良仁 前週Vで世界ランク上昇 (11時53分)

19歳フォンセカ優勝、次のジョコ? (9時49分)

シナー 逆転勝ちでツアー22度目V (8時28分)

【動画】43歳マウー 現役最後の試合終えた瞬間、友人ディミトロフと抱き合う (0時00分)

10月26日

王座女子 関西大学が初優勝 (20時00分)

アルカラス「今年は違う」 (18時32分)

40歳ワウリンカ 現役続行の意思示す (17時29分)

4試合中2試合棄権で準V (17時19分)

東レPPO初V「大きな名誉」 (16時26分)

西岡良仁 3年9ヵ月ぶり7度目V (15時17分)

完勝で東レPPO初優勝 (13時31分)

【1ポイント速報】ベンチッチvsノスコバ 東レPPO決勝 (12時03分)

19歳 ブラジル初のATP500決勝進出 (8時40分)

シナー 今季10大会中8大会で決勝へ (7時39分)

【動画】波乱 アルカラス初戦敗退、試合終了の瞬間 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!