アジアパラ競技大会(中国/杭州)の車いすテニス競技は23日に開幕。大会2日目となる24日には男子シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
小田凱人が同51位のM・ビン ユスフ(マレーシア)を6-2, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たすと共にベスト8進出を決めた。
新型コロナウイルスの影響により1年遅れの開催となった今大会。金メダルを獲得すれば来年のパリオリンピック出場権を手に入れることができる。
この日、前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)で優勝した17歳の小田が登場。第1セット、小田はファーストサービスが入ったときに67パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許すもリターンゲームでは3度のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、サービスゲームが安定しないビン ユスフに対し、小田は1ゲームも取られることなく6ゲームを連取。わずか59分で勝利した。
勝利した小田は準々決勝で世界ランク21位のジ・ジェンシュ(中国)と対戦する。ジは2回戦で同153位のA・アバシ(パキスタン)を6-0, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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