国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

小田凱人「車いすっぽくないテニス」

小田凱人
小田凱人
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日に男子車いす部門のシングルスが開幕する。大会を前に世界ランク1位で今大会第1シードの17歳・小田凱人が同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに応じた。

>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<

今シーズン、小田は17歳にして6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り史上最年少で世界ランク1位の座に就くと、勢いそのままにウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でも優勝し四大大会2大会連続優勝を成し遂げた。

大会を前に小田はWOWOWのインタビューに応じ想いを語った。

【小田凱人選手インタビュー】

Q. 全米オープンにはどういうイメージを持っていますか。

「昨年があまり良い結果ではありませんでした。2回戦で負けて、しかも普段勝っている相手でもあったので、その選手に負けた印象が強く、そのイメージが自分の中ではあります。大会全体としては、アメリカ特有のエンタテインメントなところはすごく感じますね。そういう場は僕も大好きですし、盛り上げたいという気持ちがあるので、そこはピッタリかなと思います」

Q. 車いすテニスで目指しているところはどういったところなのでしょうか。

「『車いすテニスならではの魅力』と『車いすテニスらしくない魅力』、僕は良い意味で『車いすっぽくないテニス』を目指していて、車いすでもボレーに出たり、ドロップショットを打ったり、サーブアンドボレーをしたりっていうのを目指していますし、一般のテニスに近いものを車いすで再現できるプレーヤーになりたいと思っています。そこは今回の全米のテーマでもありますし、常に意識しています。僕がもっと自由にいろんなことにチャレンジしていけば、いろいろなことが変わってくると思いますし、それが盛り上がりにつながってくると思います」

Q. 小田選手のショットはしっかりと車いすのスピードがボールに乗っているイメージがあります。

「そうですね。特にバックハンドの時は、車いすのスピードをつけていって、ラケットに当てるだけというイメージの時はあります。バックハンドは特にそういうふうに打っています。」

Q. 理想のショットが決まった時はどんな気持ちですか。

「常にもっと良いショットを求める気持ちがあるので、そこまで(ショットの余韻に)浸ったりすることはあまりないですが、自分で試合を振り返った時に、このショットは良かったなっていうのは何本もありますし、リターンは特にイメージ通りに行くことが多いです」

Q. 特にサービスゲームにおいては、左利きで、スピードも回転もあり、コースも絶妙ですね。何か意識されていますか。

「特に意識はしていないですが、ただサッカーをやっていたので、フリーキックのようなイメージで打っています。やっぱり止まっている状態で打ちますし、コースが決まっていてゴールの角を狙って打つという意味では同じなので、サッカーを思い出しながら打ったりはしていますね 。自分のタイミングで打つということと、焦って流れで打たないこと、一度深呼吸して打つということは常に意識しています」

Q. クレー(全仏)、芝(ウィンブルドン)で優勝しました。ハードコートが一番得意だと思うのですが、この全米はどう捉えていますか。

「車いすではクレーや芝よりもハードコートは動きやすいので、テニスもやりやすいですし、芝よりは絶対的に自信があります。グランドスラムを連覇している勢いもあるので、この流れでハードコードを戦えるのはチャンスだと考えています」

Q. 世界一になって、タイトルを守らなくてはいけないというプレッシャーはありますか。

「昨年ぐらいから徐々に勝ち出して、今年世界一になったので、感覚的にはまだ始まったばかりです。すごいワクワクといった感じしかなく、そこまで重いものを背負っている実感はないです。プレッシャーがかかった場面でも、まだ17歳だし始めたばかりのプロ2年目で、まだまだここからという時期なので、そういうことを考えるのはまだ先かなと思っています」

Q. 車いすテニスでどんなものをつかみたい、伝えたい、と思っていますか。

「選手としては結果を求められることが多いですし、それがなければ選手としての価値も下がってしまうと思いますけど、ただそれが全てではなくて、まだメジャースポーツの域まではいっていないので、『車いすテニスを見に来る』という人を増やしていきたいです」

Q. 小田選手のテーマでもある「魅せるテニス」を全米の舞台でどう表現しますか。

「自分が見ていて面白いと思うテニスをすることが一番だと思うし、それが他の人にも面白いと伝わると思います。ただ勝つだけではではなく、車いすテニスの魅力や価値を高めていきたいと常に思っています」

小田は1回戦で世界ランク13位のS・ウッデ(フランス)と対戦する。

[PR]8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・試合中に「夫の試合始まった?」
・ダニエル 太郎「ポイント追いたくない」
・引退イズナー涙 激闘敗れ幕

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年9月5日19時21分)

その他のニュース

11月22日

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【速報中】清水悠太vs今村昌倫、慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

11月19日

伊藤あおい 快勝で初戦突破 (22時01分)

島袋将 ストレート負けで初戦敗退 (20時26分)

坂本怜 シード撃破「優勝が目標」 (19時14分)

フェデラー 引退ナダルに長文メッセージ (17時45分)

18歳の坂本怜 慶應チャレンジャー初戦突破 (15時15分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー1回戦 (15時12分)

デ杯で引退も「他選手と同じように…」 (14時46分)

内山靖崇 2時間半超え熱戦の末初戦敗退 (13時52分)

TOPプロの熱戦を目の前で BLUE SIX HEAT JAPAN 2024 (11時54分)

望月慎太郎 快勝で初戦突破 (11時19分)

熱戦制した伊 2年連続決勝へ (9時48分)

ナダル「理想的な別れというものはない」 (8時32分)

【動画】ナダル 生涯のハイライト全て振り返る (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!