国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

引退イズナー涙 激闘敗れ幕

イズナー
イズナー
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日に男子シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場し今大会での引退を発表している元世界ランク8位のJ・イズナー(アメリカ)は同じくワイルドカードで出場しているM・モー(アメリカ)に6-3, 6-4, 6-7 (3-7), 4-6, 6-7 (7-10)のフルセットの激闘で敗れ、現役生活最後のシングルスの試合を終えた。試合後にイズナーは涙を流した。

>>【動画】引退のイズナー、インタビューで声震わせる<<

38歳のイズナーは208cmの長身をいかしたビッグサーブを武器に長年活躍。男子プロテニス協会のATPが記録しているエース本数で歴代最多となっている。

これまで16度のシングルスタイトルを獲得。2018年にはマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を制覇するなどし自己最高となる世界ランク8位を記録したイズナーは、23日にSNSを更新し今大会での引退を表明していた。

迎えた今大会、1回戦では世界ランク94位のF・アコスタをストレートで下し2回戦進出を果たした。

迎えた2回戦の第1セット、第7ゲームで2度のブレークポイントをしのいだイズナーは直後の第8ゲームでブレークを果たし先行する。第2セットでも1度のブレークを奪いリードを守ったイズナーは2セットアップとし、勝利まであと1セットとする。

しかし第3セットと第4セットでイズナーはモーから一度もブレークポイントを握ることが出来ず2セットを奪われ2セットオールに追いつかれる。

勝負のファイナルセット、両者隙のないプレーを披露しサービスキープが続く展開となるも、第10ゲームでイズナーがマッチポイントとなるこのセット初のブレークポイントを握る。しかしこれをモーにしのがれると、試合はファイナルセットの10ポイントタイブレークにもつれ込んだ。タイブレークでは一進一退の攻防が続くも、7-8で迎えた場面でイズナーがミニブレークを許しマッチポイントを握られると最後はボレーがネットにかかり、現役最後のシングルスの試合が終了した。

試合後、涙を抑え顔を覆いベンチに座り込んだイズナーはオンコートインタビューで声を震わせながら「つらいね、できる限り頑張ったと思いたいよ」と語った。

また観客に「この観衆の中でプレーして応援してもらえたことはとても特別なことだよ、ありがとう」と感謝の言葉を述べた。

イズナーは2010年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)1回戦でN・マウー(フランス)と対戦。当時同大会ではファイナルセットのタイブレークがなく、11時間5分という歴代最長試合という記録を打ち立てた。(試合は6-4, 3-6, 6-7 (7-9), 7-6 (7-3), 70-68でイズナーが勝利)

この試合は功績として称えられるとともに、四大大会において選手の身体面を考慮する必要があると考えられるようになる大きなきっかけにもなった試合だった。その後、最終セットのタイブレーク制度が導入されていなかった、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)・全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)・ウィンブルドンにファイナルセットのタイブレーク制度が導入されていき、現在では全てのグランドスラムでファイナルセットにタイブレーク制度が導入されている。

四大大会のルールすら変えてしまった男の最後のシングルスマッチが幕を閉じた。

なおイズナーは今大会、同じく引退を表明しているJ・ソック(アメリカ)とのペアでダブルスにもエントリーしている。

[PR]8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・綿貫 陽介 5セットマッチに課題
・錦織「まだ辞めるのは想像できない」
・錦織 現状を詳しく説明【会見全文】

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年9月1日5時03分)

その他のニュース

5月15日

19歳 虫賀心央ら 日本勢4名が8強 (20時04分)

内島萌夏 完敗で8強逃す (19時13分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsラヒモワ (18時43分)

トイレ行き3失点、まさかの事態 (18時12分)

世界1位 観客に「黙れ、クソ」 (16時58分)

ズべレフ苦言「もううんざり」 (16時18分)

母国大会で単複4強入り (14時49分)

新教皇 世界1位シナーと面会 (11時29分)

世界1位撃破 7度目で初勝利 (9時52分)

昨年王者ズべレフ撃破し初の4強 (8時18分)

5月14日

アルカラス 世界5位破り4強 (23時58分)

【1ポイント速報】アルカラスvsドレイパー (22時15分)

10代の日本勢7名が初戦突破 (22時12分)

ナダル 全仏OP広告でナレーション (21時02分)

大坂なおみ撃破の23歳、珍記録で4強 (18時10分)

ダニエル太郎 7連敗、苦闘続く (16時54分)

大ベテラン2名、全仏OP出場決定 (15時52分)

勝利目前で試合中断のハプニング (14時06分)

18歳 レーバー杯初参戦 (11時27分)

負傷の西岡良仁「良くなってきてる」 (10時13分)

連覇狙うズべレフ 盤石の8強入り (9時24分)

世界1位シナー リベンジ果たし8強 (8時28分)

18歳 北原結乃ら 初戦突破 (7時02分)

5月13日

現役10人目 全マスターズで8強 (22時06分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (20時29分)

ジョコとマレー、コーチ関係終了 (19時07分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサワンカエウ (18時00分)

19歳 ストレート勝ちで16強 (16時13分)

トゥロター 今季クレー初白星 (14時53分)

「WTA1000」15連勝で8強 (11時32分)

世界7位 思わぬ形で16強「残念」 (10時00分)

シナー 相手転倒も対応に称賛の嵐 (8時24分)

【動画】世界1位 観客に「黙れ、クソ」 暴言で即警告 (0時00分)

5月12日

伊藤あおい 3年半ぶりクレーは黒星 (23時32分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsカルタル (22時53分)

大坂なおみ撃破、死闘制し嘔吐 (22時14分)

大坂なおみ 死闘の末に8強ならず (20時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)

日本 初戦はイギリスに決定 (17時54分)

大坂なおみ 次戦の相手スターンズとは (17時11分)

今季最長の死闘で世界10位撃破 (16時07分)

アルカラス 初の16強「大変だった」 (9時58分)

昨年王者ズべレフ 5年連続16強 (8時54分)

【動画】緊急事態!トイレ行き3失点 (0時00分)

【動画】ナダル 全仏OPのPVでナレーション担当、大坂なおみや小田凱人も登場 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!