男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間13日(現地12日)、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク72位の
H・メジェドビッチ(セルビア)を6-4, 6-4のストレートで下し2年ぶり3度目のベスト16進出を果たすとともに、今季最多となるツアー50勝を達成した。
>>島袋 将、望月 慎太郎ら サーブ・ファースト・オープン組み合わせ<<>>【賞金一覧】シナーら出場 シンシナティOP<<>>シナー、アルカラスら シンシナティOP組合せ<<22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。2023年には準優勝を飾っているが、昨年は
G・モンフィス(フランス)に敗れ初戦敗退を喫した。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク56位の
D・ジュムホール(ボスニア)を下し3回戦に駒を進めた。
同じく22歳のメジェドビッチとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、アルカラスは1度もブレークポイントを与えず安定してキープを重ね、リターンゲームでは第7ゲームで9度に及ぶデュースを制しブレークに成功。先行する。
続く第2セット、9本のサービスエースを決めたアルカラスは1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークを果たし勝利を収めた。
また、この勝利によりアルカラスは今季最多となるツアー50勝を達成した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「彼(メジェドビッチ)が本当にパワフルな選手だというのは分かっていた。ショットは非常に返しづらいし、ビッグサーブも持っている。あまり左右に走るのは得意じゃないと知っていたから、できる限り走らせるのが自分の作戦だったんだ。ボールが速く飛んでくるから難しかったけど、ほとんどの場面でそれを実行できたと思う。良い形で守備もできたし、とにかく勝てて本当に嬉しいよ」
勝利したアルカラスは4回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク98位の
L・ナルディ(イタリア)と対戦する。ナルディは3回戦で第16シードの
J・メンシク(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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