女子テニスで世界ランク34位の
A・カリンスカヤは日本時間15日に自身のSNSを更新し、現在行われているシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)のスケジュールについて苦言を呈した。
>>サバレンカ、ガウフら シンシナティOP組合せ<<>>【賞金一覧】サバレンカら出場 シンシナティOP<<26歳のカリンスカヤが同大会に出場するのは2年連続4度目。これまで2回戦を突破したことはなかったが、第28シードとして出場している今大会では、初戦の2回戦で世界ランク53位の
P・スターンズ(アメリカ)、3回戦で第5シードの
A・アニシモワ(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。
そして現地13日に行われた4回戦でカリンスカヤは第12シードの
E・アレクサンドロワを3-6, 7-6 (7-5), 6-1の2時間16分に及ぶ熱戦の末に逆転で破り、初のベスト8進出を果たした。
この試合は現地14日の午前0時35分頃に終了。カリンスカヤはその後、午前1時18分にクールダウンを行う様子を自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)で公開している。
そのカリンスカヤは準々決勝で第3シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。この試合が現地15日の午前11時に開始する第1試合に組まれたことに対し、カリンスカヤはストーリーズで苦言を呈した。
「WTA(女子テニス協会)と大会はスケジュールがこれほど不公平な中で、どうやって選手に最高のパフォーマンスをしてもらおうと思っているのだろう」
「アレクサンドロワとの試合後、私は午前2時40分に会場から帰宅し、4時まで寝られなかった。少し寝て、練習のために会場に来た。そして、明日の試合は午前11時に予定されている。大会とWTAは、私にどう回復し、睡眠パターンを継続的に調整するためにどうしろと言うのでしょう。睡眠は回復において最も重要な要素の1つだ。少し一方的な気がする」
なお、カリンスカヤとシフィオンテクの勝者は準決勝で第1シードの
A・サバレンカと第9シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)の勝者と対戦する。
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