男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が第23シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)に6-0, 6-2のストレートで圧勝し2年連続2度目のベスト4進出を果たすとともに、ハードコートで25連勝を記録した。今世紀においてこの記録を達成するのはBIG4の4選手に続き5人目となる。
>>シナー、アルカラスら シンシナティOP組合せ<<>>【賞金一覧】シナーら出場 シンシナティOP<<23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年大会では優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク144位の
D・ガラン(コロンビア)、3回戦で第30シードの
G・ディアロ(カナダ)、4回戦で予選勝者で同89位の
A・マナリノ(フランス)をいずれもストレートで下し、準々決勝に駒を進めた。
一方、25歳で世界ランク28位のオジェ アリアシムは4回戦で同63位の
B・ボンズィ(フランス)を下しての勝ち上がり。
準々決勝の第1セット、シナーは3度のブレークを奪い1ゲームも失わずに先行する。
続く第2セット、シナーは第1ゲームでブレークを許したが、第4ゲーム、第6ゲーム、第8ゲームと連続でブレークに成功し1時間11分でベスト4進出を決めた。
この勝利でシナーは2024年10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)決勝で
C・アルカラス(スペイン)に敗れて以降、ハードコートでの連勝を25に伸ばした。シナーは今世紀において、BIG4と呼ばれる
R・フェデラー(スイス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・ナダル(スペイン)、
A・マレー(イギリス)の4選手に続き5人目の同記録達成者となった。
勝利したシナーは準決勝で第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)と予選勝者で世界ランク136位の
T・アトマン(フランス)のどちらかと対戦する。
【今世紀におけるハードコート連勝記録】
フェデラー 56連勝
フェデラー 36連勝
ジョコビッチ 35連勝
ジョコビッチ 29連勝
マレー 28連勝
ジョコビッチ 26連勝
フェデラー 26連勝
ナダル 26連勝
シナー 25連勝
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