テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１０日にシングルス予選１回戦が行われ、１５歳で第２７シードのＢ・フルヴィルトバ（チェコ）が世界ランク２１５位のＮ・ステバノビッチ（セルビア）を6-0, 7-6 (7-0)のストレートで破り、四大大会予選初出場で初戦突破を果たした。
フルヴィルトバは昨年２月、１４歳で下部ツアーITF Ｗ２５トゥクマン（アルゼンチン/トゥクマン、クレー、ITF）で優勝し初のトロフィーを獲得。この時点では世界ランク１０７８位だったものの、その後多くの大会に出場し現在は１３５位にまで浮上した。
グランドスラム予選初出場となったフルヴィルトバはこの試合、７７パーセントと高い確率でファーストサービスを入れるもストローク戦ではステバノビッチに押し込まれ３度のブレークを許す。それでも、ドロップショットなど緩急をつけたプレーなどで徐々に押し込むと計２７本のウィナーを決め、６度のブレークに成功。１時間５１分でグランドスラム予選デビューを飾った。
予選２回戦では世界ランク１４８位のＤ・スニグル（ウクライナ）と対戦する。スニグルは１回戦で同１６７位のＦ・コントレラス ゴメス（メキシコ）をフルセットで下しての勝ち上がり。
１６日に開幕する全豪オープン本戦には、予選３試合を勝ち抜く必要がある。
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