女子テニスで世界ランク78位の
M・コスチュク(ウクライナ)は16日にツイッターを更新し、男女テニスツアーの賞金格差について触れた。
19歳のコスチュクは現在開催中のドイツの2大会の賞金額の公式ページを添付し、泣き顔の絵文字とともに投稿した。
女子ではベット1・オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)が開かれており、優勝賞金が5万5,300ユーロ(約780万円)、準優勝者が4万1,141ユーロ(約583万円)、ベスト4が2万6,130ユーロ(約370万円)となっている。
一方、男子のテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では優勝者が39万9,170ユーロ(約5,656万円)、準優勝で21万4,775ユーロ(約2900万円)、ベスト4で11万4,465ユーロ(約1500万円)、ベスト8で5万8,485ユーロ(約820万円)となった。
両大会はともに27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の前哨戦に位置づけられており、優勝時の獲得ポイントは500のグレード。しかし、女子の優勝賞金は男子の準々決勝進出相当となっており、男女の賞金額を統一している四大大会とは差のある現状となっている。
コスチュクは「これは私たちが本当に悪いの?」と疑問を投げかけた。
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