男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は7日、シングルス決勝が行われ、世界ランク96位の
西岡良仁は世界ランク63位の
N・キリオス(オーストラリア)に4-6,3-6のストレートで敗れ、2018年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)以来 約4年ぶりとなるツアー優勝とはならなかった。
>>西岡良仁vsキリオス 決勝1ポイント速報<<>>西岡、キリオスら シティOP組合せ・結果<<西岡は今大会、1回戦で前週のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)で準優勝をおさめた世界ランク37位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、2回戦で同大会で優勝を飾った第11シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、3回戦では第7シードの
K・ハチャノフを破り、準々決勝へ勝ち上がった。
準々決勝では過去4戦全勝の第16シードの
D・エヴァンス(イギリス)を3時間半を超えるフルセットの末に破ると、準決勝では第1シードの
A・ルブレフをストレートで破って2020年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)以来、2年半ぶりのツアー決勝進出を決めた。
一方、準優勝を飾ったウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来となるシングルスの試合出場となったキリオスは、1回戦で世界ランク53位の
M・ギロン(アメリカ)、2回戦で第14シードの
T・ポール(アメリカ)、3回戦で第4シードの
R・オペルカ(アメリカ)を破りベスト8入り。
準々決勝では第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)に5本のマッチポイントを握られながらも6-7(5-7), 7-6(14-12), 6-2の逆転で破り、準決勝では世界ランク115位の
M・イメル(スウェーデン)をストレートで退けて決勝に進出した。
西岡とキリオスは4度目の対戦でキリオスの3戦全勝。最後に対戦したのはキリオスが優勝を飾った2019年の同大会3回戦で、キリオスが6-2, 7-5のストレート勝ちをおさめた。
26歳の西岡は2018年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)でツアー初優勝を果たしており、キャリア2勝目を狙う。
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