男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク68位の
A・マレー(イギリス)が第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-6(7-4), 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。
>>チチパスvsマレー 1ポイント速報<<両者は2度目の顔合わせでチチパスの1勝。初対戦は2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦であり、2-6, 7-6 (9-7), 3-6, 6-3, 6-4の4時間49分に及んだ死闘の末に勝利している。
同試合ではチチパスが試合中に数回コートを離れており、マレーは試合後の会見で「僕はあのようなことをしたことは1度もないし、彼(チチパス)への尊敬を失った」とコメント。対するチチパスは「ルールを破ったとは思っていない。全てガイドラインに従った行い」と応戦しており、それ以来の因縁の対決が実現することとなった。
チチパスは2回戦で世界ランク200位の
D・ストリッカー(スイス)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。一方、元世界1位のマレーは2回戦で第7シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下して8強入りを決めた。
なお、この試合の勝者は準決勝で世界ランク78位の
N・キリオス(オーストラリア)と世界ランク55位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)の勝者と対戦する。
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