女子テニスのメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)は6日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
大坂なおみが世界ランク82位の
M・ザネブスカ(ベルギー)を6-1,6-1のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。試合後の会見では自身のパフォーマンスについて満足していると語った。
>>大坂vsペトコビッチ 1ポイント速報<< >>大坂らメルボルン・サマー・セット1組み合わせ<<4日に行われた1回戦で世界ランク61位の
A・コルネ(フランス)をフルセットで破り、昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約4カ月ぶりの勝利をあげた大坂。
この日は序盤からサービスの安定しないザネブスカに対し主導権を握ると、5度のブレークに成功。自身のサービスゲームではファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、最後までブレークチャンスすら与えない完璧なプレーを披露し、わずか59分で完勝した。
試合後の会見で大坂は「今までの試合で学んだことが多かったから、今日はそれを生かすことができて本当に良かった」とコメント。
「1番はファーストサービスのときのポイント。サービスの確率を上げたことでポイントをよく取れるようになったと思う。(4日の)初戦は緊張したけど、もちろん今日も緊張はしていた。でも、大会を戦っていくうちに学ぶことができるのは良いことだと思う」
そして大坂は試合後に観客に向けたくさんのサインをすることについて記者に理由を尋ねられ、自身の経験と思いを明かした。
「子どもたちがサインを要求するのを見ると、立ち去りたくなくなるの。私も小さい頃好きな選手にサインをもらいたかったけど、たくさんの人が殺到してもらうことができなかった。そういうのって記憶に残るから」
「私はできるだけ多くサインをしたいんだけど、時間は限られているし後ろの試合にも影響しちゃうのは申し訳ないから、仕方なく離れるの」
世界ランク13位の大坂は準々決勝では世界ランク75位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。両者は3度目の顔合わせで1勝1敗。直近では2019年10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)2回戦で戦っており、大坂がストレート勝ちをおさめている。
ペトコビッチは2回戦で世界ランク76位の
C・ブレル(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)や第6シードの
V・ゴルビッチ(スイス)、世界ランク69位の
A・ポタポヴァらが8強へ駒を進めた。
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