男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
錦織圭が第5シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、辛くもベスト4進出を果たした。
>>錦織らモゼールOP対戦表<<>>錦織 準決勝1ポイント速報<<>>大坂vsジョルジ 1ポイント速報<<>>大坂ら東レPPO対戦表<<世界ランク12位の錦織は序盤から同31位のバシラシヴィリの強打に苦しむも、第3ゲームでバックハンドのスライスを混ぜてミスを誘い出し最後はダウンザラインのウィナーを決めてブレークに成功。それからもサービスエースやリターンエースを放つなどで試合の流れを引き寄せ、第1セットを先取。
第2セットに入っても錦織の勢いは衰えず、ストローク戦では今年7月のジャーマン・テニス選手権(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)でジョージア人初のツアー初優勝を飾ったバシラシヴィリの鋭いショットを振り切り、ポイントを取るとガッツポーズをつくって自身を鼓舞。攻撃の手を緩めない錦織は第2ゲームでリターンエースを決めてブレークする。しかし、第3ゲームでブレークバックを許すと、第9ゲームでは最後ダブルフォルトを犯してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットは先にブレークを許す展開からゲームカウント3-3とした錦織は、第9・第10ゲームを連取し、2時間を超える激闘の末に4強入りを決めた。
準決勝では、予選勝者の
M・バッヒンガー(ドイツ)とラッキールーザーの
Y・マデン(ドイツ)(ドイツ)の勝者と対戦する。
今年1月に右手首のけがから復帰した錦織はロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)で準優勝。四大大会ではウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で日本人男子23年ぶりの8強入り、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4進出を果たした。
錦織が最後にツアー優勝したのは2016年のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、室内ハード、ATP250)で、今大会ではキャリア通算12勝目を狙う。
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