テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、昨年覇者で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第6シードの
D・ティーム(オーストリア)に6-7 (5-7), 3-6, 0-6のストレートで敗れ、7年連続のベスト4進出とはならなかった。
>>ジョコvsティーム 1ポイント速報<<>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<ジョコビッチとティームは今回が6度目の対戦で、ジョコビッチの5連勝中。クレーコートでは昨年の全仏オープン準決勝と先日のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準決勝の2度対戦しており、いずれもジョコビッチがストレートで勝利している。
世界ランク2位のジョコビッチは、4回戦でA・ラモス=ヴィノラスをストレートで下して8年連続のベスト8進出を果たした。昨年の全仏オープン決勝で
A・マレー(英国)を破り、念願の初優勝を果たしていた。
一方のティームは今大会、初戦で
B・トミック(オーストラリア)、2回戦で予選勝者の
S・ボレッリ(イタリア)、3回戦で第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、4回戦で
H・セバリョス(アルゼンチン)をいずれもストレートで下し、ここまで1セットも落とさずに勝ち進んでいる。
両者の試合は、スザンヌ・ランランの第1試合に組まれ、日本時間7日の18時(現地7日の11時)に開始予定。
また、ナダルとカレノ=ブスタは今回が4度目の対戦で、ナダルの3連勝中。直近は昨年のリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)1回戦、クレーコートでは3度目の顔合わせとなる。
大会史上最多10度目の優勝を狙うナダルは、今大会1回戦で世界ランク45位の
B・ペール(フランス)、2回戦で同46位の
R・ハーセ(オランダ)、3回戦で同63位の
N・バシラシヴィリ(グルジア)、4回戦で第17シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をいずれもストレートで下し、ここまで1セットも落とさずに勝ち進んでいる。
対するカレノ=ブスタは、4回戦で第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)をフルセットで破り、グランドスラム初のベスト8進出を果たした。
両者の試合はフィリップ・シャトリエの第1試合に組まれ、日本時間7日の18時(現地7日の11時)に開始予定。
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